

日本でアートセラピーといっても、あまりご存知の方はいません。
「絵を見て癒されるの?」とたいてい聞かれます。
実を言うと、私も最初はそうだと思っていました。
で、自分は絵を描くのが好きなので、自分が描いた絵で人を
癒せたらいいなぁ〜〜〜などと考えていたりしました。
ところが、アートセラピーの学校へ行って、自分が考えていたものとは
違うことがわかりました。
絵は、受けてくださる方に描いて頂くのです。
もちろん、アートというのは、絵を描くだけではありません。
コラージュ(切り抜いたものを貼り付けて表現する)や、粘土などで
何かを作ったりもします。
うまく作ろうとか、そういうことは考えずに、どんどんと
心のままに作っていくのです。
最初は、なかなか見た目を気にしないで作る
ということが出来ませんでした。
どうしてもうまく描こうとか、うまく作ろうとか思ってしまいました。
でも、何度もやるうちに、心を開放して何かを作るということが
出来るようになっていきました。
米国には「A.T.R.」という資格があるそうです。
この資格を取得してから試験を受けて、合格すると
アートセラピストになれるそうです。
国家資格はないそうです。
しかし、「A.T.R」という資格を取るには、大学院までいき
修士号をとり、1000時間の臨床経験や自分自身もセラピーを
受けなければならないそうです。
それに比べると、日本のアートセラピーはカルチャースクール並で
なんだかわからないうちに卒業なんてことにもなります。
でも、日本のアートセラピーは楽しくアートして、疲れた心を
癒したり、忘れていた自分を思い出したり、なくしたと思っていた
あの時の心がよみがえったり、そんなセラピーでいいのではないかと
思うのであります。
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